1999年の環境省発表の「環境ホルモン緊急全国一斉調査」の報告書で、表3の67種類の化学物質を環境ホルモンの疑いがあるとリストアップしたが、「科学的な調査研究の対象として取り上げている67物質の取扱について、これらを一様に内分泌かく乱作用があり、有害なものとして受け止めることは正しくない」との見解を示した。(平成11年11月19日付けの毎日新聞17面の記事参照)
又、同報告書で「スチレン等を原材料とした食品容器については、現時点では安全とみなされる」との事実上安全宣言と解釈できる見解を示した。
表-3 内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質
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